【ママチャリ】ペダリングを少し知っているだけで楽に走れる!!遠くまで行ける!!

ママチャリ
ペダリング足の位置

毎日の通勤・通学に、また買い物に欠かせないのが「ママチャリ」です。もっと楽に軽快に走行したいと思ったことはありませんか?

毎日使用しているにもかかわらず「ペダルの漕ぎ方」に付いては考えたこともない、と言う方も結構おられるようです。

私の会社にも毎日「ウンウン」唸りながら通勤されているパートさんがたくさんおります。
50名ほどのパートさんへ自転車の「ペダリング」に付いて聞いてみたところ、知っていたパートさんはたったの1名だけでした。

少しでも楽に通勤していただくためにと「ついでに話した」だけでしたが、想定以上の結果となりました。

余談ですが・・・

ところで「ペダリング」を知っていた1名のパートさんは60過ぎでもありながら「トライアスロン」へ参加するほどのつわものでした・・・すごいパワーですね。

  • 正しいペダリングで「楽に」「長い距離を」しかも「速く」走行することが可能になります。
  • 土踏まずで「グイグイ」漕いでいる方には必見の内容です。
    ちょっとしたコツで「楽に」走れますので試してみてください。

また、地味だけど便利な「裾バンド」にも少し触れておきます。
「ママチャリ」でも少し距離を走る時には大変便利です。

「チェーンカバー」のない「ロードバイク」「マウンテンバイク」などのスポーツ車(ルック車)では必須のアイテムです。ズボンがチェーンの油で汚れてしまいますからね。

最初に「シートポジション」を最適化!! サドルの高さとペダルを回す足の位置を調整しよう

基本のポジション
  • ペダルのどこに足をのせるか(どこで踏むか)
  • ヒザが少し曲がるように(サドルの高さ)
ペダルに足を乗せる位置

ペダルの軸の部分を足の親指の付け根(母指球)にあわせます。
写真のように「親指の付け根」でペダルを踏むイメージです。

これだけでも効果が期待できますよ!!

ペダルが一番下に来た時に、ヒザが少し曲がる位置にサドルの高さを調整します。

効率よく足の力をペダルに伝えるために、この位置に調整します。

ポイント
  • ヒザが伸びきらないように!!
  • また反対に曲がり過ぎないようにサドルの高さを調節しましょう

いつもより、サドルが高く感じることが多いです。

注意!!

サドルの高さは無理のない範囲で高さ調整しましょう。足が届かなくて転倒なんてことにならないように!!

慣れてきたら止まる時にサドルにまたがったままでなく、止まる瞬間にお尻をサドルの前に「ずらす」のが足がしっかり地面に付くのでおすすめです。

ペダルの回し方?

今さら何を説明しているのか?と思うかも知れませんが改めて記します。
ペダルは「踏み込む」というイメージですが「回す」の方が効率よく走れます。

踏み込むペダリング

「踏み込む」の場合ペダルの一番上12時の場所から6時までを「下方向に力任せに踏む」感じになります。
6時を超えてもまだ下に力が加えることになります。(力のロスになります)

回すペダリング

「回す」の場合は一番上では「前に蹴りだす」3時で「下に踏む」5時からは「後ろに擦る」感じになります。

さらに、7時から11時までペダルに足の自重がかからないようにし「11時からは前に蹴りだす」流れがスムーズに行えるようにします。

足の自重が長距離を走行する時には重りになります。

自転車に興味がない方は知らない内容ですね。
本当は知らない人に読んでもらいたいのですが・・・知らない人はそもそもこのページにはたどり着きませぬ。

それにしても文字にすると分かりずらいですね。
簡潔に表すなら「余計な力を使うな!!」ということです。

ポイント

「踏む」から「回す」へ!!

「立ち漕ぎ」をすると疲労する!!

最初の走り出し、できればその「最初の一漕ぎ」でも「立ち漕ぎ」はしない方が疲労しません。

「変速付き」の場合

走り出しをスムーズにするためには、止まる前に軽いギアにしておくのをおすすめします。

流れとしてはこんな感じ(変速付きの場合)

  1. そろそろ止まらなきゃ
  2. シフトダウン「カチャン、カチャン」(軽くしておく)
  3. 足をついて止まる
  4. 走りだす(ここでシフトダウンはしない)
注意
  • 走りだしのタイミングで「シフトダウン」する方をよく見かけます
  • 一番力のかかる時に変速操作を行うと、「変速機」やチェーンを痛めることになります

この変速操作をすることで走り出しでも「立ちこぎ」をしなくてよくなります。
「変速機」は使いこなしてこそ意味があります。

「変速機の使い方」どんなものかな~と思われた方は、こちらの記事も参考にしてください。

「変速なし」の場合

走り出しをゆっくり、じわじわ速度を上げることで余計な疲労をしないですみます。

これだけ?と思われそうですがこれだけです。

ポイント!!

できるだけ急な操作はせず、ゆったり、のんびり、余裕を持って走ることが「楽に走るコツ」でもあり自分にも周りに対しても「安全と安心」につながります。

最後に裏技?ではありませんが効果がある「裾止めバンド」を紹介します。

【裾止めバンド】は長距離を楽に走る時の裏技的アイテム!!

ズボンの裾がヒラヒラしないように止めるバンド
便利アイテム

「裾止めバンド」を使う!!

ただの「靴下の滑り落ち防止バンド」のようですがこれが「裾止めバンド」です。

以前はいわゆる「ストッパー」を使用していましたが専用のものもあります。

これで、ズボンの裾が「ヒラヒラ」しないように止めておきます。

裾が止められれば「裾バンド」でも「ストッパー」でも何でもいいのです。

なぜこれを使うと快適に走れるのか?

ズボンの裾が汚れやチェーンへ巻き込みを気にして、ペダルに効率的に力を加えられなくなるからです。

ヒラヒラする裾を気にしてペダルの端で「ペダリング」する光景をよく目にします。ヒザが開いてガニ股で「ペダリング」しているパターンは大体がこれです。

ママチャリチェーンカバー

「変速なし」や「内装変速」で完全にチェーンが「チェーンカバー」で覆われているのならそれほど気になりません。(全く気にならないわけではありませんが・・・)

写真は完全に覆われている「変速なし」です。

しかし「変速付き」などの簡易的なカバーの場合は裾がチェーンに「巻き込まないか」「汚れないか」結構気になります。

「スポーツタイプ」の「チェーンリング」(前の歯車)むき出しならば「必須アイテム」です。

地味なアイテムだけど効果は高いのがこの「裾止めバンド」です。

私はこれで30㎞以上のサイクリングを何度もしてきました。
「変速なし」の「ママチャリ」でも有効なアイテムです。

自転車店にさりげなく置いてあるので探してみてください。
価格は数百円から千円ちょっとです。

「ママチャリ」 ペダリングのまとめ

ペダリングを行うためのサドルの位置の調整方法を紹介しました。
この位置が決まらないと、正しいペダリングができず余計な労力を使うことになります。

ペダリングは「踏み込む」から「回す」へ、イメージを変えるだけでスムーズに行えます。
引き足を使わないまでも「足の自重」がかからないようにするだけでも力を有効に使えます。

最後はアイテムで「裾バンド」を使うことで、ズボンの裾の「汚れや巻き込み」を気にすることがなくなります。そのためペダリングが効率よく行えることも紹介しました。

  • サドルのポジションを調整
  • ペダルを親指の付け根の部分で踏む
  • ペダルを回すように漕ぐ(ペダリング)
  • ゆったり、のんびり走る
  • 「裾バンド」を使う

以上が、ざっくりですが簡単で効果が高いものです。ぜひ試してみてください。
ありがとうございました。

「ママチャリ」では使用しませんが「ロードバイク」ではペダルに足を固定する「ビンディングペダル」と言うものがあります。
足を適正な場所に固定するためペダリング効率が良くなります。
興味がある方はこちらも参考にしてください。

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