自分の心が弱っている時は「周囲の人が順調」に見えます。自分だけ進めずに足踏みをしている感覚になることがありませんか?
会社や学校の友人達、近所の人、周りに見かける見ず知らずの人までも「自分よりはうまく行っている」ように見えてしまう。
「よくある心理状態ですよね」(私はよくあります・・・)
最近ではいつでもネットや動画、SNSの視聴が可能です。便利だからこそ余計に病んでしまうかも知れません。
しかもよりによって「きれいな画像」ばかり目に入ります。
SNSはそういうものと分かってはいるのですが、やはり気になってしまいます。
怠けているだけとは言わないで下さい。実際はそうかも知れませんが・・・
このようなかな感覚になるのは「ストレスが溜まっている」証拠です。
「自分はこんなに頑張っているのに・・・」
このような気持ちになるのは誰にでもあることではないでしょうか?
今回はそういう時に私がよく行ってしまう場所が「海」でした。
「ロードレーサー」で走り出し、たどり着いた「どこかしらの海岸」
その訳を振り返って記します。
なぜ【海を見たい心理】になる?
日常から自分を切り離すために「海」に行く・・・
無意識に落ち着けると知っているから「心が安らぎを求めている」その状態は「危険だよ」と教えているのだと感じます。
理屈ではないのです。頭の中に「何か変な虫」でも湧いているのか?
日本は島国でどこにいても比較的「海」は近い位置にあります。
「海」を見たことがない日本人はいないですよね。
進化は「海」から始まったということから「生物にとって身近な存在」と遺伝子に記憶されているのか?
いやいや本当?のところは・・・
ぷらっと走り出したら何かしらの目的がほしいものです。
そんなことをしている間にたまたま思いついて向かった場所が「海」でした。
最初は近所をプラプラしていたのですが、回数を重ねると少しづつ興味・探求心?広がります。
行動範囲はどんどん広がり「前回はここまできたな~」
「今回はもう少し先まで行ってみよう!!」
この繰り返しで「海」がコースに組み込まれました。
【リラックス】したい
「青い空と青い海、そして波の音」時間を忘れてず~っと聞いていられる・・・
気か付けば数時間経っていました。
青色は心を落ち着かせる効果があるそうです。「自然の音(自然音)」は心の「リラックス効果」を生み出すとされています。
1/fゆらぎと言うやつですね。その不規則なリズムを無意識に感じて「リラックス」できるということでしょう。
自身の体が自然と一体になり、身体の「ノイズ」が取り除かれ「ストレス」から解放されるのでしょう。
自身の体に蓄積された「不快な振動」が「海が発している振動」と共振して自身のノイズが取り除かれるような感じ・・・ってどんな感じですかね?(個人的な感想です)
【現実逃避】したい
学校の授業は面倒?(でした)
わざわざ「高校や大学」に進学しているにもかかわらず、「通学や勉強自体が面倒」と考えるのは大変不謹慎です。当時は親の苦労も知らず「学ぶことが面倒」と考えてしまったのは仕方なかったのかな~と反省しています。
今この歳になって思うと「親には本当に申し訳ない気持ち」です。
「積極的に学ばなかった」ことの後悔を感じ始めたのは30過ぎてからです。
取り戻そうと後悔しても、時間は巻き戻すことができません。
嫌なら進学しない道もあったのに「高校や大学に進学するのがあたり前」的に考えなしで過ごしていたことは認めるところです。
「週末」や「定期テスト終了時」は現実逃避して「ぷらっ」としてました。
「苦しいこと」と「楽しいこと」の対比があった方が人生楽しめる?
今思えば学校の勉強は「やってさえいれば」認められます。
時間の余裕がある時に「少しは努力しておくべきだった」と後悔しています。
社会人の厳しさも少しは低減できたのかも知れません。
「先を読む頭がなかっただけかも」と感じたのは社会人になってからです。
社会人は厳しい!!
社会人は学生以上にきついですね。仕事は常に忙しいし「学生の忙しさ」とは違います。
私は「コミュニケーション」が苦手なのに営業をしていました。
「思ったような成果が出せず」精神的にも結構追い込まれました。(営業あるあるです)
会社にもよるのでしょうが、学生のように「このカリキュラムで進める」といったような「教育システム」がまるでなかったので、私のような「無能にはかなり荷が重い」仕事でした。
業界のこともよくわからない「無能な若造」が「何か売ってこい!!」といきなり放たれても「何をすれば・・・」となりますよね。
これで商売成り立つのなら「自分で起業しますよ!!」
「現実から逃げたいのに逃げる勇気がなかった。」だけで時間だけが経過してしまいました。
営業途中に気付けば「海」に立ち寄ることもありました。(ちょっと休憩ですよ)
【開放感】を満喫する
海に向かっている道中の橋を通過中に少しでも海が見えると「何とも言えない開放感」があるのはなぜだろう?
例えばバス旅行の時でも、ガイドさんが「左手には太平洋が広がっています!!」と言うや否や「わぁ、海だ!!」と歓声が上がるのは誰もが経験して・・・ますよね。
友達同士でドライブした時も同じ反応がありますよね?
【気分転換】になる
同じ毎日の繰り返し、もっと充実した日々を送りたいのに、なかなか思ったようにならない・・・
日常から解放されたいという気持ちの表れではないでしょうか?
海を眺めるだけならお金もかかりません。
波の音には「リラックス効果」があります。
「リラックス」できると悩みが解消され、体を動かしたくなったりします。
趣味などを楽しんだり、会社や友人との関係改善も望めるかも知れませんね。
【詩人】自分でない自分がそこにいる?
沈む夕日を眺めていると「ドラマや映画」のストーリーに入り込んだ気持ちになりませんか?
そんな「ロマンチスト」になれるのも自然の持つ力かも・・・
頭の中で何を考えても自由です。
「マイナスなイメージ」も少しずつ波と一緒に溶けていき「プラスのイメージ」で満たされるものです。
【なにもしない】ただのんびりする
「海」に行ったら何をする?いや何もしない・・・
毎日の学校や会社での「わずらわしい人間関係」から少し離れたい。
気持ちをリセットしたい気持ちで「海」にたどりついた。
にもかかわらず「スマホが気になる」のは昨今誰もが抱える悩みではないでしょうか?
思い切って「しばらく電源オフ」にしてみましょう!!
ここで本当の「一人でのんびり」が実現します。「スマホ」で写真を撮りたい気持ちから手元に置いておきたいのですが、一通り写真に収めたら思い切って「電源オフ」を試してみましょう。
せっかくだから「写真に収めなくてはならない!!」と言う余計な義務感からも解放されてしまいましょう。
ゆったり流れる時間を感じることができます。
【新しい出会い】が欲しい?
海に行くと浜辺には好みの男性やら女性が・・・やがてお互いが気になり奇跡的な出会いが生まれた・・・
なんと「ドラマチック!!」な光景なんでしょう。でも想像だけにしておきましょう。
「海」にはそんな人はいません。(個人的な意見です)
期待して向かうと「心がざわついて」しまいます。
自分だけのとっておきの景色は、いつか一緒にくる人も感動させることでしょう。
そのいつかに連れて行ったら「寒いから帰ろっ!!」と言われるかもしれません。
そのような場合は「その方とは縁がなかった」と言うことで・・・
「経験者です!!」
(詳しくは機会がありましたら・・・)
【海が見たい心理】のまとめ
「海が見たい心理」について記してみました。「ロードバイク」でなんちゃらのサイトで「何でこの内容なの?」と作っている私も思いました。
私は高校生の入学時に「ロードレーサー」(ロードバイクと書かない方がレトロ感がある)を購入しました。
その時によく通ったのが「海」でした。行動範囲が当時としては劇的に広くなりました。
「海」と言っても護岸工事された「堤防」や「海浜公園」の「人工海浜」です。それでもキレイに感じました。「海」に来ている特別感みたいなものを感じていました。
本当に些細なことですが「いつになっても忘れられない」のです。
この歳(間もなく50)になっても「思いが変わらない」ことに気付きました。
- 【リラックス】したい
- 【現実逃避】したい
- 【開放感を満喫】する
- 【気分転換】になる
- 【詩人】自分にない自分になる?
- 【ただのんびりする】何もしない
- 【新しい出会い】が欲しい?
以上7つ程記して参りました。
私の場合ですので人によってお気に入りの場所は「山」や「川」かも知れません。
自分だけの「特別な場所」を探してみるのもいいのではないでしょうか?
経験は無駄にはなりません。自分だけのお気に入りの場所を探しに「自転車」で出かけてはいかがでしょうか?
私の場合ですが結局「海」行ったのを、今までの人生で一番喜んだのは「息子」でした。
そしてその写真を見て楽しむのは「妻」だったりします。
「人生無駄なものはないのだな~」とつくづく感じます。
ありがとうございました。
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