息子が高校入学時に購入した「ロードバイク」GIANTのCONTEND 2 だったっけな~
気候もいいので少し拝借して一っ走り行ってきました。
目の前にある「現代のロードバイク」乗ってみたいと思うのは、今でも心の中にくすぶる「自転車乗りの血」が騒いでいるというのか?
私が高校生の時に購入したのは「丸石エンペラー」
当時の「ロードレーサー」との比較?
比較しようにも見ようによっては全くの「別物」です。
最近は諸事情あって「自転車通勤」も行っておりません。
結論は当然です。
私のように「軽~い散策」や「自転車通勤」位なら「何に乗っても同じ!!」
と感じました。しかし速度は明らかに速いです。
現在の「たくましいバイク」と見比べると「クロモリバイク」はシンプルでスタイリッシュです。
車体が違えば「まるっきり同じ」とは言えませんので当然の結果です。
何かしらの参考になるかもしれないので、走り出す準備から実際の走行で気付いたことを記します。
走行前の準備(少しでも良い状態で試乗したい)
体形は似ていても「サドルの高さ調整」は必須(でした)
お陰様で私の遺伝子を持った息子は身長だけは高く185センチ位あります。
私は179センチ位ですので高校入学時点で抜かれてしまいました。
身長の差がわずか5~6センチならそのままでも・・・とはなりませんでした。
「ペダルに足が届かない」
最近の子は脚が長いようです。
手っ取り早く調整するには・・・BBの中心からサドルトップまでの長さを合わせれば「まぁいいでしょう」クランクの長さは恐らく170㎜股下の寸法をおよそ合わせれば違和感なく試乗できるはずです。
私の「ロードレーサー」の採寸をして、息子の「ロードバイク」のサドルの高さを合わせました。
30㎜位下げて・・・たかが30㎜ですが「ロードバイク」の30㎜は大きいです。
この後撮ってきた写真を見ると何となく「シートピラー」の長さに違和感を感じます。
家に帰って改めて見ると「ホリゾンスタイル」の「ロードバイク」のような見た目になってしまいました。
ペダルは「ビンディング+アダプター」で対応
「ビンディングペダル」は交換せずそのままにしました。
ちょうど通学用に「ペダルアダプター」が付いていたので、そのまま使用することにしました。
便利なものです。(チョイ乗りには)
「スニーカー」で使用することとしました。
チョイ乗りならコレで「まぁいいだろう」と思っておりました。
ペダルの交換が面倒なのもあります。
「ペダルアダプター」は走り出すと結構な違和感を感じてしまう代物でした。
後程記します。
「運行前点検】空気圧を一応確認すると・・・
空気圧は確認しておいてよかったです。
これは必須の習慣です。「乗り心地」や「操作性」「安全性」・・・自転車の性能が大きく変化するからです。
親指で押して確認すると「へこむ?」(ゆるい)
指で押してへこむのは空気圧低下の証拠です。
快適に走行するには適正空気圧にすることが必須です。
パンクの防止にもなります。
40PSI位しか入っていませんでした。120PSIではさすがに高過ぎです。
私の場合チューブラーで70PSI位が基準でしたので、とりあえずそれに合わせてみました。
「カッチカチ」になりました。
過去の苦い経験からも空気圧の確認は必須です。【ロードバイク】購入後 一週間でパンクした時の話・・・
一応の確認「シフトチェンジ」
「シフトチェンジ」は現状では問題なさそうです。
「1本脚のスタンド」を立ててタイヤを浮かせシフトさせると、各スプロケ引っ掛かりなく変速できました。
「ロードバイク」に「1本脚のスタンド」少々「ダサい」ですね。
「シフトチェンジ」の確認には便利です。もちろん普通に止める時にも(改めて)。
実際の走行では負荷や振動の影響もあるのか「止まっている時」の調整では分からないことがあります。
後は実際走行して「微調整」することにしました。
それにしても「フロントディレイラー」のシフトは使いにくいです。
頻繁に使わないとは思いますが、疲れた時にはシフトしたくないですね。
結構「グイッ」ってやらないとならないので。
これは「調整の問題」なのか「グレードの問題」問題なのかは後で一応確認してみます。
「低グレード」故の問題のようですが、ワイヤーの取り回しやグリスアップで多少は改善する可能性もあります。
まずは問題点をよく観察することからはじめましょう。
勉強不足で申し訳ありません。
持ち物はとりあえず「リュック」
「リュック」に「携帯工具」と「携帯ポンプ」あと「財布」を入れて・・・
愛用の「リュック」はドイター RACE EXP Airです。自転車通勤時に容量と快適性で選びました。
「替えのチューブ」と「パンク修理キット」を持つのが定番でしょうが、何かあったら「修理剤」(写真真ん中)でごまかす(走行可能にする)としましょう。(チューブラーでは何度かお世話になりました)
通勤時の3点セットです。
「ポンプ」「シーラント」「携帯工具」
「裾バンド」も忘れずに!!
写真撮り用の「スマホ」はどこに収納しようかな?
絶対に落下することなく、写真を撮る時に取り出しやすい場所?
遠くに行く予定ではないのですが、「それなりに距離を走行するかも知れない」のが「ロードバイク」です。今日は調子がいい!!と感じると必然的に走行距離が伸びてしまうものです。
何があっても最悪帰ってこれる位の用意は必要です。
それにしても息子は「サドルバッグ」に「六角レンチ」数本と「ワイヤー鍵」しか装備していなかったけど大丈夫なのかな?
「基本工具」や「パンク修理関係」は常用の「リュック」に入れてあるのだろうけど少々心配です。
運がいいのか「パンク」を代表するトラブルの話は聞いていません。
特に「ディープホイール」を使用している場合は「バルブ長の長いチューブ」が必要なのでは?
近所の自転車店やホームセンターで品揃えしているのか普段から確認して置く必要がありそうです。
万一のために「バルブエクステンダー」を常備しておいた方が良いような気も・・・
「パンク」に関して油断は禁物です。
忘れた頃に「パンク」するものです。
浮かれた気持ちが一気に沈みます。
あの日のことは忘れられません。【ロードバイク】購入後 一週間でパンクした時の話・・・
我が家で語り継がれそうな内容です。
【出発】初体験!!「アルミ+カーボンフォーク」
廉価版の「アルミフレーム」かよ、とは言わないで下さい。
なんせ「クロモリフレーム」と、ママチャリの「スチールフレーム」しか乗った事なかったので、これはかなりの進化です。
まずは軽く試運転と言うか「STI」の練習
私、恥ずかしながら初「STI」です。「ダブルレバー」を使用してました。
変更する理由も無いので現在も使用してます。
憧れの「STI」レバー
ですが慣れないと「ブレーキ」かけにくいです。手が大きい人にはいいのでしょうが私には少々大きく感じました。位置の調整の問題かも知れません。
これは調整する訳には行かないのでそのままです。
(自分の自転車なら自由にいじるのですが借り物ですので)
あらかじめリアを4枚目位のスプロケットにセットしてゆっくり走り出す。
走り出したら適度にシフトを「アップ」「ダウン」させて感覚をつかみます。
特に「ブレーキ」を握った感じは需要です。
直ぐに反応できなければなりません。
変に斜めに握ってしまい。レバー届かない?
とならないように「握り具合」も確認しました。
「シフト操作」はそれ程頻繁に行う訳ではないので・・・
廉価版の8速のワイドレシオならせいぜい使用しても真ん中3~4枚位でしょう?
自分の「クロモリ」7速なら普通に走行して使用するのは3枚位です。(13T~21Tのクロスレシオですが街乗りなら十分)
言いようのない「ペダル」の違和感!!
サドルの高さはスニーカーでの使用なので、神経質にならなくて良いでしょう。
安全マージンを考えて多少低めにセッティングしました。
高さは違和感なく自分の「ロードレーサー」からコピーした感じです。
想像していたより違和感なく乗れました。
それにしても進みがいいね~(直ぐに違いが分かりました)
しかし残念なのが「ペダリング」の感じです。
間に合わせなんだけれども「ペダルアダプター」が「ビンディングペダル」の上で「ふにゃふにゃ」遊んでしまうのです。
「スニーカー」なので、踏み面もしっくりしないので「ガシガシ」踏み込むことはできませんでした。
足がペダルから外れてしまうのではないかと言う「恐怖心」からです。
別に「ガンガン踏み込む」つもりはありません。ただ「フレームの硬さ」とか「たわみ」がどうのという記事を目にするので
「どんなもんかな~」と思っただけです。
余計な事かも知れませんが、「ロードバイク」で足が固定されないのは意外にも「恐怖」を感じます。
「ビンディング」でいざと言う時に足が出せない「恐怖」と「ペダルを踏み外す恐怖」走行するシチュエーションによっても変わるでしょうね。
このような状態でも私の「クロモリ」より間違いなく速いです。
踏んだだけ進むし反応も速いです。
ホイールが影響しているのかな?
ところで通学時この「ペダルアダプター」を使用して、靴底がツルツルのローファーかぁ~
危なかしい感じがします。
後に息子に聞いてみると「慣れの問題」でペダルに変な力を加えず、「正しい位置でペダリングすれば問題ない」との事です。
そんなもんですかね?
少々気になるのがペダルの裏面を踏めない事です。
「トゥークリップ使用の時のように」とは言わないまでもペダルをひっくり返す動作は、少々面倒くさいです。
動作は逆ですね。
慣れの問題でしょうが、走り出しは少々気を使います。
「ビンディングペダル」付いては【ロードバイク初心者】ビンディングペダルの効果 メリットとデメリット!!の記事で少しだけ詳しく記しました。
ホイールの影響?
購入して数ヶ月バイト代で購入したのが「ディープホイール」しかも「カーボン製」
今の高校生羨ましい。
品質うんぬんの話もありますがレースで使用する訳でもないのでその辺は「まぁいい」ということにして置きましょう。
もし、強度的な問題が発生するようなら販売されていないはずです。
購入したのは中華製の「スーパーチーム」とか言ったっけな?
ホイールにでかでかと書いてありますね。
最初見た時には「プラスチック」のようなリムで大丈夫かな?
走行中に「パキッ」と割れてしまうのではないか不安に感じました。
通学で酷使しているので大丈夫そうですね。
走行中はとにかく「ラチェット音」が「カチカチうるさい」です。現在の流行ですかね?
私個人としては少々恥ずかしいです。街乗りでは使いたくないです。
足を止めると「ガーッ」ですからね。
昔の人間ですからね「チリチリッ」の方が精密機械の感じがして好みです。
このホイールの効果なのか分かりませんが速いのは確かです。
元から付いていたホイールでの試走をしていないので何とも言えません。
「スポークの本数が少ない」からなのか「扁平スポーク」だからなのか「ディープホイール」だからなのか分かりません。
ただ、素人でも違いが分かります。
「ヒュンヒュン」と風切り音がするのは恐らく「扁平スポーク」だからでしょう。
「クロモリロード」36本のスポークで風をかき回しながら走行しているのとは違うのでしょう。
走行時には扇風機の羽のような「ファ~」と鳴ります。
スポークの影響の大きさを改めて感じました。
現状の見た感じと走行した感じでは問題はなさそうです。
リムの振れも出てないです。
後は本人の「メンテナンス次第」です。
ハブの調整、確認位はした方がいいかも知れませんね。
「ブラケットカバー」は何とかしたいな~!!
「ブレーキレバー」がうんぬん記しましたが、正直コレはいただけない。
「ブラケットカバー」の破れ!!
息子に聞くと「コロナの影響」なのか世界的に品薄で手に入らないらしい。
シマノの製品で部品が手に入らないなんてことがあるんですね~。
よっぽど古い部品なら「スモールパーツ」も手に入らないかも知れませんが・・・
どれどれ・・・ネットで検索しても訳分からなくない?
私が無知なのか、種類多過ぎ、値段もバラバラ、送料は?
自転車店で相談した方が良さそうですね。
余談ですが23年10月段階では「サイクルベースあさひ」では入荷予定なしだそうです。
もう半年以上待っている様子・・・
部品が手に入らないなりに、せめてビニールテープで巻いて「とりあえず」でも補修して置いた方がいいですね。
「ぱっと見」遠目では分からないでしょう?
いつの間にハンドルも変更されている
ハンドルから初心者丸出しの「補助ブレーキ」が消えていた。(わざとらしい)
平たいハンドルになっていました。
憧れの「翼形状」のハンドルです。
走行時の感想は「よくわかならい」
「サイクリングロード」でまったり上ハン握った時に「手の負担」が無くて良かった?です。(握りやすい)
個人的には「補助ブレーキ」の方がありがたいかな?
詳細は【ロードバイク】補助ブレーキは初心者丸出し!!「ダサい」けれども便利
ライトは街乗り専用、サイコンは無線タイプの安いやつです。
キャットアイの「ライト」と「サイコン」のブラケット結構お値段するけど、スッキリしてていいですね。5,000円位ですね。
もともとは「補助ブレーキ」が付いていた時に必要だったらしいです。
ごちゃごちゃでしたので。
エントリークラスの【ロードバイク】乗ってみた まとめ
結論を言うと「速い」です。
30年前の「クロモリロード」と比較すると乗って直ぐに実感できます。
普段の「ママチャリ」から乗り換えると「別次元」の速さが手に入るはずです。
正直「ロードバイクは乗り手による」と思っておりましたが、ある意味で裏切られました。
フレーム素材、パーツ共に進化しているという事ですね。
しかし、今も昔も変わらないのはしっかり「メンテナンス」しないと性能は発揮されないという当たり前の事です。
空気圧の調整からはじめましたが、この程度は頻繁に行うべきですね。
せっかくの現在の「ロードバイク」の真価を発揮できません。
速度は多少まったりでも「快適に走行」できるかどうかは別物です。
昔の「クロモリバイク」でも十分に楽しむ事が可能ですし、散策なら「ママチャリ」でも楽しいです。
荷物も積めて便利ですし、乗り降りも行いやすく、スマホも取り出しやすいので写真も撮りやすいです。
走り方は人それぞれです。予算や時間、その他色々、人により事情は違うものです。
自分に合った「自転車」との付き合い方を探して頂ければと思います。
楽しいサイクルライフを!!
ありがとうございました。
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