ちょっと「工具」の話 家にある? 何か修理や調整する時のために常備しておきたい

サイクルベースあさひの工具セット

先日カミさんの実家に行った時の事です。収納棚が必要になり購入してきたとのこと。
移動させるのは老いた父親には少々厳しい作業という事で、私が駆り出されたのでした。

購入した収納棚は近所の家具屋で購入したもので、幅80㎝程の高さも50㎝位でそれ程大きくない「組み立て家具」です。

最近の家具屋は組み立て式が多いのかな?
IKEAの家具みたいに販売してるのか~なんて考えながら購入してきた棚の箱を開梱したのでした。

単純に「値段が安いから!!」です。

さてと・・・中の部品を確認して、説明書と照らし合わせる。小さい棚と言っても組み立てるにはそれなりのスペースが必要です。

場所を確保したら説明書通りに組み立てれば・・・プラスドライバーが必要との事で用意していただくのだが・・・

出てきたのは、ドライバー3本!!

しかもそのうちの1本はマイナスドライバーでした。
使えるのは2本のみでしかも1本は柄の部分が細くて力が入らないものでした。

家具は組み立てられたものの、これは工具について「ネタ」にしようとした訳です。
「自転車」整備うんぬんを主に書いているブログですが、もしかしたら一般の家庭には「そもそも工具がないのか?」と言う疑問から記してみました。

工具が無ければ「自転車」も整備できませんよね?

あるのがあたり前?ドライバーセット

まずは基本工具であるドライバーです。これはセットで欲しいですよね。8本セットでプラスとマイナスが数本ずつ入ってるものであれば、たまに使う分には問題ないです。できれば柄の部分は太い方が力が入りやすく使いやすいです。

更に・・・Switchを分解するようなら精密ドライバーのセットで30種位のビット(色々な形)があると便利です。
Switchなんて分解しないのなら100均のでいいでしょう。

忘れた頃に使う事があります。ボタン電池やコイン電池の交換とか・・・
単4あたりを使用してくれればいいのに・・・

あるのがあたり前?六角レンチ

これも様々なところで使われて・・・います。回す穴にしっかり差し込んで回せばネジ山を舐めてしまう事もないので大変便利です。力も入りやすく「自転車」の・・・「ロードバイク」のワイヤーのロックナットなんかにも使用されてます。

使用例が思いついたのが「ロードバイク」でした・・・

8本のセットがあれば十分でしょう。
以前は100均のものでも良かったのですが、最近はサイズ(長さ)が若干短くなったようです。少し出せばもう少し使いやすいのが購入できます。

使用頻度が高い方にはそちらをおすすめします。

あると便利?スパナ・モンキーレンチ

私は恥ずかしながら「スパナ」のセットは持っていませんでした。「モンキーレンチ」で対応していました。

「自転車」を本格的にいじり始めて「工具セット」を購入しました。

写真は「自転車」のハブ調整用の「薄口スパナ」(ハブスパナ)です。

「モンキーレンチ」を専門に使用していた時にはそれほど不便には感じていませんでした。しかし「スパナ」を使用すると「ボルト」にしっかりハマるため作業が楽に行えるようになりました。

「モンキーレンチ」はサイズがフリーなのでそれはそれで非常に便利です。
しかし極端に大きなサイズとかではない一般的なサイズのボルト(自転車の分解をする程度)は「スパナ」や「メガネレンチ」を使用する事をおすすめします。

あるのがあたり前?ハンマー(金槌・木槌)

家具を組み立てる時にダボ(木の棒)を差し込む工程がありました。場所により硬く入り辛いところもありました。
ダボをしっかり押し込むために「ハンマー」が必要でした。

無ければ、「ドライバー」の後ろ(グリップ)の部分で叩いて押し込んだりしなければなりません。(この使い方がどうなのかは分かりません)

こんな時にはハンマーで叩いてしまえば簡単に押し込む事ができます。
ドライバーの後ろで叩くよりは安全に作業ができると思います。

私の使っている「金槌・木槌」、後に記す「差し金」…余談ですが「カンナ」「キリ」は中学生の技術で使用したものです。普通に使えます。

ハンマーの使い方?

こんな事はわざわざ記すこともないのですが、柄の部分の頭に近いところで握って最後まで叩く人がいます。
当然力が入らないのでうまく叩けません。

釘を打つのなら、まず頭に近い柄の部分を握って釘を少し打ち込み、釘が刺さったところで頭から遠い柄の部分を握って打ち込みます。

文字であらわすと分かりにくいですが画像が無いのでそのうち・・・
くれぐれも指を打たないように!!

子供の時に父親が何かしらを作っていて、手伝いながら覚えたりするもんではないのかなぁ~?
今思えば良い思い出です。

あるのがあたり前?金属製メジャー(スケール)

メタボなお腹を測定する布のメジャーではなくて金属でできたヤツです。ケースから引き出して使用し手を離すとシュルシュルと巻き取られるアレです。

長さを図る時にはある程度の硬さもあり、この硬さがちょっとした奥行きのあるものや高さのあるものを計測するのに便利です。例えば家具の大きさを測ったりもですが床に這わせて距離を測るのにも便利です。

冷蔵庫を購入する時には必ずサイズを測ってから購入しないと今の場所に収まらなかったりするので注意が必要です。まさか図らない方はいないとは思いますが微妙に幅が大きくなり、隙間の丁度良い収納ラックが使えなっなったりしたら面倒です。

「自転車」の整備には何かと便利です。「シートポスト」(サドルの高さを調整する部分)の高さを測ったり、「ハンドルステム」(ハンドルについている部分)にあてがって左右の向きの微調整?に私は使用してました。
この「ハンドル」の微妙な角度のズレ。多少なら身体が慣れてしまい違和感を感じなかったりするんですよね。
身体の適応力は恐ろしいです。

差し金(曲尺)あると便利!!

直角が図れるのがうれしい物差しです。木工細工する時には直角の線を引くのに大変便利です。
フローリング保護のために「コルクマット」を引いているのですが、端の細工をするのに重宝しました。

金属製ですので直接カッターナイフを当てられるのも便利です。
これも中学の技術で使用したものが現役で活躍してます。

ペンチ・ラジオペンチ

1本は欲しいですね。いや2本必要です。普通のサイズとラジオペンチの2本あれば大丈夫?
基本的に1本でおさえて、もう1本でこじる感じです。

何かを摘まむのに使用します。その何かは・・・
最近では金属を曲げるのに使用しました。帽子のサイズ調整の「Dかん(Dの形をした金属の輪)」を付けるため、こじったりしました。

あとはカミさんの「ネックレス」が切れたので「ラジオペンチ」で繋いだりみたいな使い方ができます。
ピアスの「Qピン」をつないだり・・・いろいろな事をやらされます。

家庭に常備しておきたい工具 まとめ

カミさんの実家で家具を組み立てる事から記事を作成したのですが、会社でも基本的な工具の使い方や「そもそも家にない」と聞いて改めて考えるために記事にしました。

「自転車」ブログで調整の仕方を記していますが「そもそも工具がない」「使った事がない」のは想定外だったからです。そして「工具の名前も分からない」事も・・・

  • ドライバー
  • 六角レンチ
  • スパナ・モンキーレンチ
  • ハンマー
  • メジャー(スケール)
  • 差し金
  • ペンチ・ラジオペンチ

以上の使い方について記して参りました。生活環境で多少は違うかも知れませんが、全く見当がつかない場合はこの当たりがあれば揃えれば何かと便利です。

精度を気にしなければ、使用頻度が低いのならば安いので十分です。
使って見て更に使い勝手が良いものが必要なら「アップグレード」すれば良いだけです。

サイクルベースあさひの工具セット

面倒なら「工具セット」を購入すれば便利です。
「工具箱」に入っていれば、必要な時に探す手間が省けます。

写真は「自転車用の工具セット」ですが「家庭用」があります。必要なものを購入すれば良いと思います。

何となく空き箱に保管してると、いざと言う時に探すのが面倒です。

工具が揃ったら「自転車」でも調整してみますか?
「自転車」は比較的簡単に調整でき工具を使用する練習になります。

別にバラして整備する必要ははく、緩んでいる「ネジ」があったら「ドライバー等」で締めておく。
「チェーン」へ注油して「空気圧の確認」を行えば十分です。

ぼろきれで「フレーム」を拭くだけで、キレイな状態を維持する事が可能です。
チャレンジしてみて下さい。

少しでもこの記事が参考になればうれしいです。
ありがとうございました。

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