
毎日の作業お疲れ様です。毎日作業を見ているとどうしても「作業の速い方と遅い方」がいるのは仕方のない事かも知れません。
ある程度の時間を掛ければそれなりに作業が速くなります。これは誰でもなれます。
しかし、中には圧倒的に作業の速いパートさんがいるのは事実です。
現状では「どうやってもかないません」
年齢を重ねても若い時とそれ程変わらない(一応それ程としておきます)パフォーマンスで作業をされているパートさんもおります。
見た目は「まったり」した動作だけど「作業は速い」?
「速い動作」が「速い作業」にならないのが不思議なところです。
「慣れの問題です」一言で言えばそれだけの事です。
「入社して間もないパートさん」や普段ラインには入らない私としては「この違い」が気になります。
私の場合ですが「社員なのにパートさんより作業が遅い」と思われたくないのもあります。
実際の作業は社員の私なんかよりパートさんの方が「よっぽど速い」です。(コレが現実)
普段からの人間関係が構築できていれば、多少遅れてもパートさんがフォローしてくれます。
パートさんの中でもそのような関係が築けるように調整するのが社員の仕事でもあります。
食品工場の作業でライン作業は切っても切り離せない作業です。
パート先や勤務先に食品工場を考えている方には少しでも参考になる内容です。
私が職場で新人パートさんに「さりげなく指導?」している事だからです。
正直「作業の速さ」を少しでも研究するような方、ネットで検索したり人に聞いたりする方の成長は早いです。
後・・・良く他の人の動きを観察している人と、少しでも「楽をしたい人?」
本来なら「作業の効率化」みたいな事を考えない方、に見てもらいたいんですけど・・・
コレが「食品工場」で勤務されている方の現実かも知れませんね。
ライン作業を主に3つに分けて説明して参ります。
- 「はかり」を使用した作業
- 個数を盛り付ける作業
- 感覚で盛り付ける作業
以上の3つの作業は「新人パートさん」には「恐怖のライン作業」に感じるようです。
作業は慣れですので少しでも参考にして下さい。
身に着けた技術は「どこでも通用するあなたのもの」になるはずです。なります。
「はかり(計量器)」を使用した作業
正しい計量で規格通りの製品を製造する事は大変重要です。
計量作業が遅れて「指定の重量」にできなかったり、ラインを止めてしまっては・・・
このようなプレッシャーから新人パートさんは作業をする前から「不安」になってしまっているのが現実です。
慣れたパートさんは「すました顔して」淡々と作業しているのに、私はなぜできない・・・
年齢だって1回り(2回り)も若いのに・・・
そのような事を考えてしまう人は読み進めてください。たぶん参考になります。
【速さのコツ】計量器で量らない?
計量作業なのに「量らない」とはどういうこと?ですよね。
計量器の数値を「無視する」という事ではありません。
計量器の数値は「確認するためのもの」という事です。
はかりでゼロから規定の重量に計量して合わせるのは結構大変で複雑な作業です。
例えば「左手で原料を取る」→「はかりに乗せる」→「重量を調整」→「右手で盛り付け」
この作業で一番手間取るのが「重量の調整」です。
理論的にはこの作業を円滑に行なえればいいのです。
細かく分析します
「はかりを確認」→「原料を取る」→「はかりに乗せる」→「重量を調整」→「調整」・・・「盛り付け」(重量の調整で手間取ります)
計量作業に慣れていないと「重量の調整」を何度も行う事になります。原料の容器とはかりとの間を左手が忙しく動きます。とても忙しそうにしてますが作業の進みは遅いです。
「原料を取る(調整)」→「はかりに乗せる」→「重量を調整(微調整)」→「盛り付け」→「はかりを確認」「原料を取る」
すごく分かり辛いです。(要改善)
行程を「同時に並行して行うか」ですが、慣れなと難しいですね。
圧倒的に違うのが「左手で原料を取る」段階です。
最初に原料をつかんだ段階で「規格の重量にどれだけ近づけられるか」が後工程での圧倒的な差になります。
この繰り返し調整で作業終了までに15分から30分の遅れが出てしまいます。工場によってはそれ以上の時間の遅れとなってしまう原因となります。
「はかりに乗せる」までの工程を丁寧で正確に行えるかが、後工程の「重量調整」を簡単にする事につながります。
お寿司屋さんが左手で「シャリ玉」を握るような感じです。
一見ものすごく難しい事をやっているように感じますが、何度も繰り返していると素人でもそれなりにできるようになります。
毎回つかむ量を微調整する事で「重量の調整」の精度が上がってきます。
「重量の調整」が少なければ少ないほど、ベテランなら原料によってはほとんど調整しないで作業を進めております。「左手の重量調整」をして「はかりで答え合わせ」作業を「まるで楽しんでいるか」のような作業です。
流れる動作が美しいです。
内容は極当たり前ですが、実際ラインに入ると緊張からなのか、一生懸命が先行してしまいます。
頭では分かっていてもなかなかできないのが現実かも知れませんね。
その緊張を緩和させるのも社員の仕事と心得ておりますので、安心して私のラインに来てくださいね。
個数を盛り付ける作業
決められた個数を盛り付けるだけなので比較的簡単です。
と言いたいところですが、弁当屋さんのラインではそうはいかないのかな?
決められて容器に盛り付ける時には、美しく盛り付けなければなりませんよね。
「食材の向き」と「位置」は重要ですよね。
わずか数ミリの違いでも並べて見ると微妙な誤差となって、違和感を感じてしまったり・・・
私は弁当屋さんではないので詳しくは分かりませんが、「盛り付けの美しさ」は売り上げに直結しますので注意点となることでしょう。
場合によっては「クレーム」として上がってきます。
個数により難易度が変わる?
個数で盛り付けるのは計量よりは難易度がやさしい感じがします。
ところが2個と3個またそれ以上では難易度は「指数関数的」に難しくなると考えられます。
盛り付けるものにもよりますが2個までなら新人パートさんでもそれなりに行う事ができます。
しかし3個になると途端に遅れが出てしまったりします。
4個になると難易度は2個の倍ではなく数倍になります。
個人的にはライン作業でごたごたするような場合は「ラインの速度が速過ぎる」と判断します。
製品の品質の面でも速度を落とし「確実な製品」を生産する事をおすすめします。(社員向け)
感覚で盛り付ける作業
感覚で盛り付けると言っても「適当」ではありません。
はかりを使用しないまでも、規格の重量で盛り付けなければなりません。
「この容器の原料で何食分取ります」のような感じです。
この感覚は慣れが必要です。容器内の原料を数等分に分けてこの部分で何食分。
「だいたい何分位が目安だな~」と考えながら作業します。
原料の使用配分を考えながら行えば、不思議にもそれ程重量がブレなかったりします。
規格の重量が少ない場合、例えば20g位までなら、はかりで計量するより正確だったりします。
たまに感覚の悪いパートさんが原料を使いこんだりしますので、この場合はパートさんより原料を管理する社員の方が注意が必要です。
感覚での盛り付けは作業の速度の差ではなく「正確に行えるか」が重要視されます。
はかりを使用した時と同じでいかに原料を「規格の重量でつかめるか」が後の作業の余裕となり正確性につながります。
つかんだ(握った)感じと見た目の量、そして原料容器の減り具合を考えながら常に修正しながら盛り付けを行えば普通の方ならできてしまうものです。
普通の方なら心配はありません。
ライン作業「速い方と遅い方」 まとめ
食品工場での作業として代表的なライン作業について記しました。
このような事は記してある記事は目にした事がありませんでした。
「慣れの問題」として片付けられてしまうからです。
私自身どのように指導するか見つめ直すうえでも考え直して見ました。
- 「はかり」を使用した作業
- 個数を盛り付ける作業
- 感覚で盛り付ける作業
以上の3つを主な作業として記しました。
結論は前準備を的確に行うかが後の作業速度を左右すると考えられます。
不思議ではなく当然なのですが、ライン作業が速い方は他の作業も相対的に速いと言えます。
それは、自身が行っている作業を「どのようにしたら少しでも効率よくできるか」と考えているからだと思います。
漠然と作業されている方の成長は遅いです。
特に入社当時は慣れない職場で緊張もありうまく行かない事もあるかと思われます。
ただ、少しでもコツのようなものを知っていれば成長の助けになるかと思います。
そして「できない事ができるようなる」のは楽しいものです。
このページにたどり着くような方は「何年経っても新人」なんて事にはならないと断言できます。
私の経験上ですが作業に疑問を持ち、人に聞いたり調べたりするような方は慣れるまでの期間も早いです。
食品工場での作業はライン作業だけではありませんが参考にしてください。
楽しい食品工場ライフを送りましょう。
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