【ママチャリ】快適な移動を手に入れるための3つの基本メンテナンス

毎日使用しているママチャリ。もっと快適に利用したいと思いませんか?
「別に今のままで問題ないけど・・・」これが普通の反応です!!

一般的な「ママチャリ」

しかし、これを知っているだけで今までよりママチャリ移動が快適になる可能性があります。

少し大げさに書きました。申し訳ございません。

この3つのメンテナンスであなたのママチャリは見違えるほど快適になります。
しかも長持ちさせることができます。

例えるなら「今までが重りを積んで移動していたのか?」と感じる程の違いを感じられるかも知れません。またトラブルを未然に防ぐことにもつながります。

最近なんとなく「ペダルが重いな~」「チェーンから異音がする」と言う方はすぐにでも試してください。そうでなくとも1つ試してしみてください。

こんなの「知ってるよ~」と言う方が多いと思いますが「知らなかった」という方もいると思います。

あなたのママチャリが「羽が生えたのか?」と感じられるほど軽くなることを祈ってます。

快適移動のための基本メンテナンス

これだけで効果を感じられる
  • タイヤの空気圧確認
  • チェーンへの注油
  • サドルの高さ調整

何より先にタイヤの空気圧を確認

初めに何よりも先に行うのが「空気圧の確認」です。タイヤは自転車が唯一路面と接する部品です。そして「メンテナンスの効果が一番でるのがタイヤの状態」だからです。

しかし、街中のママチャリを見ると傍から見ても明らかに「空気不足」と感じるものを多く見かけます。

時にはリムが路面の段差に「コツンコツン」と底付している超危険な状態のものも見かけます。
代表的なトラブル「パンク」の可能性が高くもなります。

特に底付している場合は明らかに空気圧不足の状態です。この空気圧不足の状態はリムと段差の間にチューブが挟まって発生する「リム打ちパンク」の危険性が高まります。

「リム打ちパンク」はチューブへのダメージも大きく、1㎝程の穴が左右2ヵ所も空いてしまいます。
このような穴の空いてしまったチューブはパッチで修理しても、後に「パッチ剥がれ」を起こす原因にもなりますので交換をお勧めします。

「パンク」してしまうと、快適移動どころではありませんね。
押して移動しなければならず大変な「時間ロス」「コスト」がかかりかねません。

なのでどのメンテナンスより先に「空気圧を確認すること」が大切です。

ポイント
  • 乗っている時に「空気はどうかな?」と意識するだけでも行いましょう
  • 空気が少ないと感じたらすぐに補充しましょう

チェーンへの注油

2番目に行うのがチェーンへの注油です。
ペダルで漕いだ力を車輪に伝える役割をするのがチェーンです。

チェーンに注油することにより、動きがスムーズになります。ペダルからの力のロスも減り、外装変速のついているママチャリでしたら、変速もスムーズになります。

なめらかな動きは「心にやさしい?」です。

「チェーンの表面が乾いたかな」と思ったら、スプレータイプの潤滑油(CRC-556など)を「シューッ」と一吹きしましょう。

ペダルを逆回転させて一周させるだけでスムーズに動くようになります。
「えっ、できない?」スプレーした潤滑油が広がってしまって・・・

その場合は付属の細いノズルをスプレーの先端につけましょう。あたま(ボタン)ごと取り替えるタイプもあります。

チェーンカバーに覆われていてチェーンに注油できない?後輪のハブの付け根から注油してしまいましょう。(チェーンカバーの後ろを外すのはめんどうなので)

ギアが錆びついて「ゴリゴリ」状態でも注油するとそれなりになります。
街中でもひどい状態のものを見かけますが、あまり気持ちのよいものではありませんね。

あっ、「この人はものに愛着のない人なんだろうな~」「人にも気遣いしない人なんだろうな~」などなど・・・勝手に想像してしまいます。(それなりに長い人生経験から)

「チェーンへの注油」はペダルから足にダイレクトに伝わる部分です。快適を求めるなら重要なメンテナンスです。

注意

注油時にはゴム部分にはかからないよう布などでカバーしてください

サドルの高さ調整

3番目は調整の部分です。サドルの高さを適正に調整すると少ない労力で自転車を走らせることができます。

理由は「足の筋力を有効に使える」からです。ごく普通の答えです。

しかしこの低いサドルの状態で「ウンウン」言いながら漕いでいるのを見かけます。
「もう少しサドルを高くすれば・・・」と思うのです。

具体的な調整

足付き重視
  • サドルにまたがり両足が親指立ちでつく状態
  • 子供のせている時や荷物が多い時は安心です

ママチャリの総重量が多い時には足付き重視の調整をお勧めします。

子供乗せ自転車の場合はそれ自体で20㎏+自分?㎏+子供20㎏(これは少々重すぎですが2人乗せれば・・・)すごい100㎏とはなりませんがそれなりの重さです。

自転車は傾くほど重くなります。倒れた自転車を起こすのは大変です。荷物が乗っていたら重いです。
子供が乗っていたらおおごとです。

ペダリング重視
  • ペダルが一番下に来た時にひざが少し曲がる程度に調整
  • 足をつく時は片足で

この調整は自分が快適に移動するのが前提です。また、少し遠乗りサイクリングの時に見直すと比較的楽に長い距離を走れます。

「子供とサイクリング」良い光景です。でもそのお父さんその子の自転車「購入してからサドルの高さ調整してないでしょう?」

「ヒザが90度以上曲がっているよ!!」

結構見かけます。子供の成長は早いです。安全な範囲で調整してあげましょう。

ポイント

サドルの高さを適正に調整すると足の筋力を有効に利用できます
ペダリングもスムーズに行えるので快適です

快適移動のための基本メンテナンス まとめ

今回の記事は 自転車メンテナンスの超基本

これだけで効果を感じられる
  • タイヤの空気圧確認
  • チェーンへの注油
  • サドルの高さ調整

について説明しました。

ここの記事の内容を行うだけで移動の快適さが変わります。またパンクのトラブルも完全とは言えませんが防げます。

しかもママチャリが長持ちします。保管状態にもよりますが、10年持たせることも可能です。
(タイヤ、各種ワイヤーの交換他メンテナンスはそれなりにします)

内容的には基本的なことです。安全面、快適性、コスパでも効果が高いです。
気に入ったママチャリを長持ちさせるために、ぜひ試してみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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