【ロードバイク】購入の前に絶対に考えておきたい保管場所の事 室内保管が必須

駐輪所のママチャリ

憧れの「ロードバイク」を手に入れる前にぜひ知ってもらいたい事があります。それはどこに保管するかです。
保管場所を考えずに「ロードバイク」を購入すると近い将来、後悔する事になります。
「ママチャリ」の様に外に駐輪しておくわけには行きません。室内の保管スペースを確保してから購入を考えたいものです。

「ロードバイク」は速く走れる自転車です。スピードへの憧れは誰もが夢見るものです。人によってはそれが自動車かも知れませんが・・・

速さを求めるのは「ママチャリ」での走行から「もっと速く」「もっと快適に」・・・と思う事の延長でもあります。自転車は比較的手頃なコストで速さを手に入れる事ができる最高の機材です!!

そもそもこの感覚「走っているのが楽しい」「快適」と思わない方は「ロードバイク」に手を出そうとは思わないでしょうね。

しかし「ロードバイク」の維持は「ママチャリ」以上に手間が掛かります。「ロードバイク」を購入する前に知っていてもらいたい保管場所に付いて記して参ります。

決して「ママチャリ」を雨ざらしで使用していても良いと言っている訳ではありません。「ママチャリ」でもしっかり管理していれば驚くほど長持ちしますので・・・

「自転車」の保管場所は屋外?

一般的に自転車の保管場所は屋外とされてます。「ママチャリ」は外で保管するのがあたり前なのですが「ロードバイク」は自転車であって自転車ではありません。(個人的な意見です!!この言葉便利です)

「ロードバイク」は部屋での保管が基本!!

これから「ロードバイク」を購入される予定の方にはぜひ伝えておきたいのは「ロードバイク」は室内で保管が基本です。雨の防げる家の軒先にでも・・・と「ママチャリ」と同じように考えていると後悔する事になります。
雨に濡れれば濡れる程早く機材が劣化します。機材の劣化は確実にパフォーマンスを下げてしまいます。

パフォーマンスが下がると・・・走るのがつまらなくなってしまいます。
この後は大まかに「戸建て」と「マンション」で保管について記してみます。

一戸建ての場合

一戸建ての場合は大抵自動車のガレージがあって、その隅っこに自転車が置いてあります。
戸建てによくある光景です。
その自転車達の仲間に購入予定の「ロードバイク」を加えようと考えているのなら購入を見送るべきです。

そこにある「ママチャリ」と同じように風雨にさらされ劣化してしまうからです。
部品も精巧にできているので直ぐに不具合が発生するようになります。

一戸建てで自分の部屋があるのでしたら、何としてでも自分の部屋で保管するべきです。
2階の部屋であってもそこまで運ぶのです。
私も実家生活していた頃(相当前のですが)は曲がった階段を担いで運んでました。

今の「ロードバイク」は良くできているので重さも軽いです。10㎏以下なら余裕です!!

「ロードバイク」

疲れたり、雨に降られてしまって仮に玄関先に置いても一息入れたら必ず部屋に運び込みました。
そして雨に降られた時には雑巾で丹念に拭き上げておきました。

これが長持ちさせるコツです。
今でも現役?「ロードバイク」丸石エンペラー号

集合住宅の場合

駐輪所のママチャリ

集合住宅の場合は屋外に駐輪所があったりします。「ママチャリ」と一緒に「ロードバイク」を・・・と考えているのでしたら当然それは止めておいた方が良いです。というより止めるべきです。

この仲間に「ロードバイク」を入れるのは一時的にでも停めて置きたくないです。

自転車を取り出すときに「ガチャガチャ」やりますからね。当然フレームにキズも付きますし、ワイヤーが変に曲がってしまう原因にもなります。

外の駐輪所に置いておくのは心配で夜も眠れなくなります。それなりの価格のものなら「盗難」も心配ですし「キズ」付くのも嫌なものです。それらが気にならないのなら「ロードバイク」は購入しない方が良いです。

いづれ乗らなくなる可能性が高いです。

そもそも「自転車」が好きではないです。
「ロードバイク」ではなく他の事にお金を使う事をおすすめします。
近いうちに駐輪所の「ママチャリ」と同じようにチェーンはサビて無残な状態になりますので・・・

外での保管をしない事は「一戸建て」と変わりませんが、「マンション」の場合は「エレベーター」の関門があります。

「エレベーター」の関門を通り抜ける

「ロードバイク」エレベーター移動

「マンション」の場合は1階でない限り「エレベーター」に乗せて上げなければなりません。2階くらいなら担いで上がるかも知れませんが・・・

不運にも「エレベーター」のメンテナンスに当たってしまった時には10階まで担ぐ事もありました。
自転車通勤している位の脚力があればそれ程苦にはなりません。むしろ狭い階段を居住者とすれ違う様な事があれば嫌な顔をされる可能性もあります。これには注意が必要でした。

さて「エレベーター」に自転車が乗るか?は重要なポイントです。9名定員のごく普通の「エレベーター」なら斜めにすればスペースのロスも少なく乗せる事が可能です。上手く配置すれば他に4名位乗る事が可能です。
「自転車」に限らず引っ越しや家電の購入でも使用しますので意外に大きなものでも運ぶ事が可能です。
場合によっては「ストレッチャー」も乗りますので・・・

写真の様に入れればまだ余裕があります。写真を撮るために私は入り口側におりますが、非常用ボックスの前に立てば結構スペースが確保できるので「煙たがられる」可能性も低くなります。

多くの居住者が「エレベーター」に「自転車」を乗せる事を理解してくれている事が前提ですが・・・

「エレベーター」の中に立て掛けてスペースを作るというのも見た事がありますが、そこまでする必要はないかと思います。壁が汚れるのを気にされる居住者もおりますので止めた方が良いと思われます。

管理会社に苦情を入れられるとやっかいな事になってしまいます。
管理会社としては対応しない訳には行かないからです。

エレベーター使用のポイント1

斜めに入れるとスペースのロスも少なく乗せる事ができる。

混雑する時間はなるべく避ける

「エレベーター」が混雑する時間はだいたい決まっています。電車やバスの時間だとか居住者の生活のリズムがあります。
朝の通勤・通学の時間だけ注意すれば問題ないです。

数回利用すると何となく居住者の利用パターンが分かるものです。
必然的に利用者の少ない時間に出るようになります。
自転車通勤・通学時のトラブルを考えると距離にもよりますが30分から1時間余裕を持つと安心です。

パンク対応の余裕が欲しいですし、会社等に到着して直ぐでは息も荒いはずです。一休みする時間も大切です。

夕方以降帰って来る時間は気にする必要はないと思います。居住者とかち合ったら譲れば良いだけです。

エレベーター使用のポイント2
  • 混雑する時間を避ける。
  • 時間の余裕を持って通勤・通学する。

「共用廊下」は一時保管場所とするべき

エントリークラスロードバイク

「共用廊下」に自転車を置いて置くのも良いのですが、基本的に「共用廊下」は「専有部分」ではないので管理規約では私物を置く事を禁止していると思われます。「マンション」によっても違うのかも知れませんが・・・

居住者間の「暗黙の了解」で多少の私物が置かれていますが、何かの拍子にクレームに発展する事にもつながります。「共用部分」一時的に置いても玄関の内側「専有部分」での保管が基本と思っていた方が安全です。

共用廊下は一時保管場所と心得ておく
  • 「マンション」の「共用廊下」は一時的な保管場所とする。
  • 近所の居住者に甘え過ぎないように。玄関の内側で保管する。トラブってからでは遅いです。

室内保管が必須

室内保管が必須な理由は「戸建て」でも「マンション」でも風雨にさらされると劣化するためです。
「マンション」の「共用廊下」でも外の「駐輪所よりはマシ」な程度です。

「ロードバイク」は室内の人の動きがあるところで保管するのが長持ちさせるコツです。

室内での保管が必須

外は風雨にさらされるので室内保管が必須条件です。

玄関保管は控えめに・・・

「ロードバイク」玄関保管

「マンション」では「専有部分」の玄関の内側に保管するように記しました。しかし、これが可能なのは「独身」の方のみです。

家族とお住まいの場合は確実に「苦情」がでます。玄関は狭いので通り抜けるのに面倒だからです。
カバンが引っかかったり、靴を履くにも余計な動作が必要になる場合があるからです。

広い玄関なら問題ありませんので飛ばしてください。

玄関は「幸運」の入り口です!!
どこかで聞いた事があります。恐らく風水か何かで・・・
毎日出かける時に「ロードバイク邪魔だな~」と思われると、毎日のマイナスの気持ちが積み重なって行きます。

いつしか「ドカン!!」とならない内に「自室保管」を行うべきです。
他人を犠牲にしてまで趣味を行うべきではありません。

仕事でも「作業動線」の確保は重要です。少しの動作の無駄が心身に余計なストレスを与える事になります。
長い年月を経て体調不良へとつながるのです。というと大袈裟と思われるかも知れません。

「自分は許せても他人が許してくれる訳ではない」と肝に銘じておくべきです。
当然「ライト」や「鍵」などのパーツや「フロアポンプ」も出しっぱなしにしないように注意するべきです。

保管の心得

家族の動線の邪魔にならないように保管する。
玄関での保管は運気を下げます。キレイにしておきましょう。

「自室保管」の勧め

「ロードバイク」室内保管

室内保管でも好条件なのはやはり「自室保管」です。愛車を眺めながらの生活は気分が上がります。
気になったら直ぐにメンテも行えます。

ただし、メンテに夢中になり夜中に「ガチャガチャ」するのは辞めましょう。
最近のホイールはノッチ音がうるさいので注意が必要です。

大切なものは近くに置いておくべし!!

たとえ出番が少なくなっても毎日眺めていたいのが「ロードバイク」です。
保管状態が良ければ30年経ってもしっかり走れます。性能は当時のままです。
今現在の「ロードバイク」の性能と比較にはなりませんので・・・

「自室保管」の勧め

大切なものは傍に置いておく。
愛車を眺めるのも「ロードバイク」の楽しみです。

【ロードバイク】購入の前に考えておきたい保管場所の事 まとめ

「ロードバイク」の保管について記しました。
結論は「自室保管」です。何があっても例え「ロードバイク」に乗る事がなくなったとしても「自室保管」する事をお勧めします。

「ロードバイク」室内保管

夢中になって走った記憶や何かしらトラブった記憶すべてが記録された「ロードバイク」は所有している価値があります。

このような事が言えるのも「室内保管」をしているからこそです。
外で保管して保管して動かなくなればやがて廃棄処分の\300シールを貼る事になってしまうかも知れません。
20年余り「マンション」で生活でこのような哀れな「ロードバイク」を何台も見てきました。

「勢いで購入したのだな!!」と感じてなりません。
「勢いで購入しても乗らなくてもそばに置いていて欲しい」と言うのが私の本音です。

居住スペースを犠牲にしてでも部屋に置いて置く価値があると私は考えております。
それは「自転車が好き」だからです。速さを求めるのは「男のロマン」なのかも知れません。しかし「自動車」は維持する余裕がありません。でも「自転車」ならそれが可能です。

「スーパーカー」を維持する事はできません。しかし「自転車」なら「ハイエンドロードバイク」を保有する事も出来ない訳ではありません。家族には理解されないかも知れませんが、保有して目で楽しみたまにサイクリングに出かけるような使い方もあるのではないでしょうか?

購入する前に保管場所の事考えて頂ければ幸いです。
物持ちの良いオヤジの独り言ですがこの辺で締めたいと思います。

それでは楽しい自転車ライフを!!
ありがとうございました。

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