【ゼルダの伝説(ブレワイ)】に例えて仕事を教える50代の俺は変わり者?

皆さんご存じかどうか知りませんが任天堂のロールプレイングゲーム(RPG)「ゼルダの伝説」はご存じでしょうか?
ゲームを参考にして新入社員に作業を教えると思いのほかスムーズに行えました。

弊社には社員教育のプログラムなんてありませんので教えるにも「何から教えればいいのか?」と悩んでしまいました。そこで「ゲームの進行に当てはめて教えた」と言う話です。

「ゲームに当てはめる?」と思いますよね。
まさか会社でこんな話はできません。ゲームの話をしたところで「ふざけたヤツ!!」と思われるのが関の山です。

私はゲームを熱心にやっていた人間ではありませんでした。所詮子供の遊びで「時間がもったいない」と感じていたからです。

しかし、ひょんなことから「ゼルダの伝説(ブレワイ)」に手を出してしまい、当時40代も半ばで「寝食を忘れる程」熱中しました。気が付くと朝になる事もありました。

「こんなに熱中できるものがあったんだ~」と思ったものです。
「仕事に取り入れて熱中させたらどうだろう?」と考え実行した事を記事にしてみました。

子供が生まれ成長と共にゲームを行うようになりました。その影響でDSの「ポケモン」から始まりWiiUの「スプラトゥーン」とSwitchに代って「ゼルダの伝説」当時は「ブレスオブザワイルド」(ブレワイ)を行うようになりました。

「ゼルダの伝説(ブレワイ)」はRPGでとんでもなく時間がかかる事が分かっていたので敬遠しておりました。
息子と妻がひたすらゲームしていたのを見ていた私は、読書時間が無くなるのを気にして手を出さずにしていたのです。

数ヶ月もゲーム漬けになるのが許せなかったのです。しかし現在は続編の「ティアーズオブザキングダム」も一区切りがつき、ようやく他の事に?手が出せるようになりました。

私は経営者でもなく一般の社員です。「なるべく早く無理なく社員を育てたい!!」と思っています。

仕事の内容の「ゼルダの伝説」の内容に言い換えて教えると「教えやすい」面もあります。
バカげた話かもしれませんが「お互いにゲームを知っていれば」参考になるかも知れません。
例えそれが20代と50代の歳の差があっても・・・

仕事は遊びではないのだが・・・

「ゲームに例えて仕事を教える?」そんなバカな事あるのか「ありえない!!」と言われそうです。
仕事は遊びではないので非常識と白い目で見られるのが「ほぼ確定!!」です。

しかし、20代の彼女には結構分かりやすかったりします。
入社して間もないと社内の事はほとんど分からないのは当然です。

簡単な作業をパートさんと同じ生産ラインに並べて時間を費やすのはもったいないと考えてます。
最初は慣らせるために「ライン作業」をする事も必要ですが、必要以上に「ライン作業」をさせる理由はないのです。

管理者が作業に埋没してライン全体の変化や不具合に気付けない程危険な事はないのです。
それを管理するのが社員の業務だからです。

改めますが「育てるのは社員である管理者」だからです。

冒険の始まり「始まりの大地」

社員として必要なのは「管理する事」です。「何をどのように管理するのか?」を指導する方が「ライン作業」を行うより重要となります。
まずは自分の持ち場の「業務の流れ」を覚える事です。

これはゲームで言うと基本的な「リンク(キャラ)」の動かし方(キャラコン)を覚えるようなものです。
基本的な「機械の操作」や「作業の流れ」が分からなければ先に進めません。

次に原料の準備です。保管場所やどの位必要なのかも覚える必要があります。
ブレワイで言う「始まりの大地」でウロウロ探索するようなものです。「リンク」を操作しながら「リンゴ」や「木の棒」(武器)を拾ったりします。これが細かい作業や機械・部品を覚えるようなものです。

何度も行ったり帰ったりしながら、少しずつアイテムを増やしていきます。
いきなり成長する事はありませんので、毎日地道に進めて慣れるしかありません。
頭で考えなくても「身体が動く」まで行うしかありません。

作業の攻略法は上司の私が指導します。しかし、実際に行うのは新入社員自身です。
攻略本を読んでも「実際に試してみないと分からない」事も多くあります。
作業も同じで「実際に行いながら修正を繰り返す」事が重要になります。

しばらく作業を進めると何かしらの不備な点や作業が出てきます。「敵」の出現です。
いきなり「ガノン」(ラスボス)は出てこないので安心してください。

作業を効率よく進めるために知識や経験を拾って行くのです。毎日毎日何でも拾って集めていくのです。
最初にあう「敵」は「ボコブリン」になると思います。最初は何をしていいのか分からず右往左往してしまいます。しかし「基本的な機械の操作」「武器やアイテム」の使い方に慣れてくれば作業時間も短縮されます。

武器等のアイテムをそろえて、キャラコンにも慣れてくれば攻略できるはずです。
上司としての注意点は「作業に慣れて日常の作業中にアイテムを拾わないでスルー」させない事です。
スルーしても作業は進みますが、作業や製品の不具合が発生する可能性が高くなります。

何でも拾っていく姿勢が重要!!

毎日繰り返し作業を行いながら、武器やアイテムを何度も拾う事が大切です。
漏れの無いように武器やアイテムを拾わせるように仕組むけるのが上司の仕事です。

少し現場の雰囲気に慣れたら

数週間が過ぎて会社にも慣れてくると、視野も広くなって来るものです。
自分の作業範囲以外も気になるものです。上司としても、どんどん作業を覚えてもらいたいです。

他の部屋にも案内し細かい事を教えます。実際使うかどうかは現段階では分かりません。
そのうち「必要になる時が必ずきます!!」これは断言できます。

マップの解放「シーカータワー」

現場の説明をする事を例えると「マップの解放」です。
「ゼルダの伝説」で例えると「シーカータワー」の解放です。
会社の全容を理解する上でも必要ではないかと思います。

本に例えると「大見出し」を見るようなものです。

「マップを解放」せずに冒険を進めるのは困難です。自分の位置を把握し、原料や部品、掃除用具・・・の置き場所を少しずつ覚えていきます。

アイテムの場所を知っていれば、必要な時に直ぐに取りに行く事も可能です。
冒険(業務)を進めやすくなります。いやいや、作業を進めやすくなります。

私の考えとしてはどんどん仕事の幅を広げるためにも、現状で「理解しているか理解していないかに関わらず説明する事が必要ではないか?」と考えてます。

よっぽどの大きな会社なら不可能でしょうが、中小企業で人手が足りない場合には「何でも出来るように」なってもらいたいものです。そして、本人が今後生きてゆく上で必要となる「武器」を手に入れ、強くして行ってもらいたいのです。

とりあえず「マップ」を解放して置けば、現在はスルーしていても必要な時にアイテムを取りに行く目安になります。少なくても「手も足も出ない」状況にはならず、行動できるようにはなります。

最悪でも新入社員が「何も分からず動けない」と言った事は少なくなります。
「人財」は新入社員にとっても会社にとっても生かしてこそ「人財」です。
「人材」ではもったいないです。

まずはマップの解放から

自分の居場所が分かるだけでも意味があります。
マップさえ解放して置けば「やった事ないので分かりませ~ん」と言わず「とりあえずやって見ます」と導きやすいです。

担当ラインを任せる「祠チャレンジ」

大きな作業は「メインチャレンジ」に
小さな作業は「祠チャレンジ」に例えると攻略のし甲斐があります。
他に細かい「ミニチャレンジ」が無数にあったりします。

担当のライン運営を覚える事は「祠チャレンジ」に例えられると思います。
手順を考えながら「パズル」のように、機械を配置したりパートさんの分担を割り振ったりします。
上手く合えば作業は円滑に進みます。

一度クリアすると、次回に同じ製品を生産する際にも円滑に行なえるようになります。

こんな感じで指導を進めると、よく話を聞いてくれるし必要な時に直ぐに相談に来てくれます。
疑問点も直ぐに聞いてくれますので、本日の作業も円滑に進める事ができます。

何か不具合があっても直ぐに「アイテム」を拾いに行けばいいだけの事です。
「アイテム」が足りなければ手か空いた時に、「アイテム」をためて置けばいいのです。
言い換えると学習するという事です。振り返りをしないと何度も同じことを繰り返し、冒険の手間が増えてしまいます。

ただし、「ゲームを知っていれば」ですけどね。知らない方に話をしても理解される事は当然なく、「何言ってんだ?」位にしか思われませんので注意が必要です。

本人が何が気になった時、より円滑にそして確実に行う「攻略法」を聞きに来るはずです。
慣れるのに時間がかかる作業は「時間を掛けて熟練度を上げるしかない」と言えば良いだけです。
全てがマニュアル通りには進まない事もあります。

少し大きなチャレンジは繰り返し行う事が重要!!

何度もチャレンジしていくうちに「武器」や「アイテム」が強くなり、円滑なライン運営ができるようになります。

ところで「ゼルダの伝説」をはじめたきっかけは?

天候の悪い日が続いて家でウダウダしていた時に、妻のプレイしているゲームの画面(景色)があまりにもきれいだったので「ゲームの中を散歩しよう」と思ったのがきっかけです。

「スプラトゥーン」でコントローラーの操作はそれなりに慣れていたものの、キー操作に慣れるまで偉い苦労した覚えがあります。いまだに押し間違えをします。

そこからが「ドツボにはまる」毎日となりました。
これは「中毒」ですね。

「ロールプレイングゲーム」は自分のペースでプレイできるのがいいです。
「スプラトゥーン」のようにせわしない感じもありません。

些細な事でもやって見る事が人生を楽しくする!!

面倒だな~と思っても、やり始めると結構続いたりするものです。

ゼルダの伝説に例えて仕事を教える まとめ

思ったままに記してしまいましたが、やっぱり「ふざけた内容」でした。
でも仕事で効果が上がれば良いだけの事です。

弊社は大手でもないので「普通の人」が働いています。そして「普通の人」が入社してきます。
その人をとにかく早い段階で「戦力化」しなければなりません。
ポテンシャルの高い人は入社しませんし、入社したところで恐らく使いきれません。

自分の仕事がどうのこうの言っている場合ではないのです。
自分の仕事が新入社員に奪われる位で良いのです。何でも、何度でも教えるので聞いてください。
私の知っている事は何でも教えます。何度でも・・・仕事以外でも。

それでは教わる方が「不誠実」と批判されるかもしれません。
教える人の時間を奪っているという意見もあるかもしれません。
でも、私はそんなのは構いません。聞いてくれるのなら何でも、何度でも教えます。

それが「私の仕事です!!」
教える事は「私のためになる」のでWinWinの関係です。

そして、教えやすいのが「ゼルダの伝説」の攻略に合わせて教える事でした。
あの「分厚い辞書のような攻略本」を攻略する様に指導を進めれば良いだけの事です。

仕事は遊びではありませんので「結果」が求められます。
「結果」を求めやすくするために「武装しなければなりません」
その導きを「ゼルダの伝説」を手本にしても良いのではないでしょうか?

「ゲームのド素人」でも数か月後には「ガノンを倒し」更に数ヶ月かけて「達成率100%」が実現できたのです。
より複雑な仕事でもあの通りに指導すれば「効果がある」と信じています。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
それでは快適な自転車ライフ・・・とは関係ありませんが
「楽しい自転車ライフのための仕事」という事で参考にしてください。

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